ちびっこうべ2022 ユメミセワークショップ

隔年で開催されるKIITO主催の小学3年生~中学3年生までを対象とした大規模なワークショップ。
10班に分かれ、各班15人ほど子供たちが集って毎週のように知恵とアイデアを出し合い、一つのお店を作り上げる、まさに「ひと夏の冒険」のようなイベント。

コロナ禍の影響から4年ぶりの開催となった今回。
規模をやや縮小しての開催だったところ、熱量とボリュームは例年に見劣りしないほどの盛況なものとなった。

担当した2 班はドーナツ屋さん。
無駄をなくし、できる限り再利用できるサステナブルな仕組みづくりをテーマに、
ドーナツから連想して、子供たちがスケッチや言葉でアイデアを紡いでいく。
大人がそれをサポートする。

子供たちの一所懸命な姿を見て、かわいさと頼もしさを感じつつ、大人も一緒に楽しむ。
同時に成長していく姿が垣間見えて、感動を憶える。
みんなが一体となって、同じベクトルに向かって作り上げる工程・時間は、かけがえのないものに感じ、達成感・躍動感に満ちている。

人との関わり方が加速度的に変化しているここ数年。
対面で多くの人たちがひとつのことに注力できるイベントや環境は非常に意義深いものだと、改めて実感する出来事だった。

クライアント:クリエイティブデザインセンターKIITO
施工:2班のみんな
事業内容:ワークショップ、イベント